ふるさと北海道の5日間(NO2)
2017年 10月 30日
前日は、2次会もあるのでホテル泊りとしたが、2日目は何軒もある親戚回りがメインなのでそのうちの1軒に泊めてもらうことにした。親戚の息子Sちゃんが、1日中、車の運転で付き合ってくれた。
彼は爺さんより8歳歳下なのだが、お互いちゃんづけで呼ぶ。爺さん同士なのに何の違和感もない。たぶん死ぬまで、ちゃんづけで呼び合うだろう。
これを書いているうちに、幼少時からお世話になった有難さで涙が滲んできた。
最初は、函館山の麓にある墓のお参り。港を見下ろす墓は、最高の立地にある。実は今回、墓守たる爺さんが千葉に定住したので、墓じまいをするため、明日、寺と相談することにしている。母親を千葉に呼んでからは、実質、墓守を親戚の息子たちにお願いしてしまっていた。Sちゃんの車には、お参り用品が積んであって、いつでも親戚中のお参りができる態勢になっていた。
この後、市内の親戚回りをした。8,90代の親戚は、口は金さん・銀さん並みだが、圧迫骨折で子供の世話が必要なおばさんもいた。
親戚回りの後、今年亡くなった幼馴染のお宅にお参りしてきた。爺さんも一度訪ねたことはあるが、地理的記憶はなかったのに、偶然Sちゃんが車を止めたところは、幼馴染の家のお隣だった。幼馴染に引き寄せられたというべきか。突然の訪問にもかかわらず、奥さんは快くお参りさせてくださった。
生前、彼が不調らしいことは本人から聞いていて、診察結果を知らせると言われたのにその後連絡がなかった。気にかけていたところに、高校同期生から彼の情報が入ったもので、激励の手紙を送った。ところが、間もなく同期会から彼の訃報が入ったのだ。
奥さんに手紙が遅くなったことをお詫びする手紙を送ったところ、奥さんから電話が入った。病床の彼のため、奥さんが爺さんの手紙を読んでくれたという。
この日泊まったところの親戚が、函館の郊外仁山の麓にあるひなびた温泉「あじさいの湯」に誘ってくれた。
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isozineko at 2017-10-31 11:36
良い旅をされましたね。
ふるさとはいつ行っても懐かしいものです。
友達が元気に迎えてくれるのも嬉しいですね😂
ふるさとはいつ行っても懐かしいものです。
友達が元気に迎えてくれるのも嬉しいですね😂
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taro012345 at 2017-11-01 00:14
>isozinekoさん、お互い忙しい日々ですね。今回の旅は、用事が多くて、たくさんの人のおせわになったもので、今でも旅の余韻が残っています。
後期高齢者記念にふさわしい旅でした。台風で大荒れ予報だったのに、北海道の素晴らしい紅葉と懐かしい方々との良い時間を過ごせました。
後期高齢者記念にふさわしい旅でした。台風で大荒れ予報だったのに、北海道の素晴らしい紅葉と懐かしい方々との良い時間を過ごせました。
by taro012345
| 2017-10-30 01:14
| 函館・北海道
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Comments(2)